銀魂はシモネタから映画化へ!苦情の嵐も…
銀魂を語るうえでどうしても外せない部分に、「下ネタ」や「悪ふざけ」がある。
漫画を読みなれている人であればこういった作風だと理解できるのだろうが、アニメでは不特定多数の人、とくに子どもが観てしまうということで、苦情が殺到することがあるらしい。
銀魂は一応子ども向けのアニメなのだが、しかし子どもにはなかなか理解できない内容の下ネタやパロディといった悪ふざけが存在する。
たとえば吉原編に出てくる子どもキャラが、終盤でいわゆる「大人のおもちゃ」を手にして走り回っていたり、転んでそれを道行く他人に刺してしまったりなど、直接名称を叫んだりしていなくても、大人から見れば十分にそれが何なのか理解できる。
苦情の発端としては、子どもが観ているアニメを親が一緒に観賞したことで下ネタが発覚し、子どもに悪影響だという苦情へと至っている。
こういった苦情は銀魂ファンの間では都市伝説として有名すぎて、もういっそ当然のように思われている。
だが苦情にも負けず、放送時間を夕方から移動させられても長い間放送し、映画化までされた銀魂という作品がここまで人気を博しているのは「苦情」とされる程のネタ、苦情すらネタにしてしまう作者と製作スタッフの上手な見せ方が大きいのだと思う。
銀魂は放送中止された回がある
アニメは東京テレビで放送されており、その後CSテレビという流れで放送されているのだが、CSテレビで放送される段階になって問題が起きた回がある。それが都市伝説となっている放送中止回だ。
「テレビ東京の都合」とされて放送が中止されたその一回は、東京テレビでは通常通り放送されたので見たことがある人は多いと思う。では何故CSテレビで放送できなかったのだろうか?
都市伝説では、某政治家からストップがかかったのでは?というのが最も多い意見だった。
というのも放送が中止された回では選挙カーが走っており、そこに搭乗している人物が一般人に向かってから揚げを投げているというシーンがあるのだ。
ちなみに選挙カーには「レンホウ」と書かれており、銀魂はよく実在する人物をパロディとしてキャラクターを登場させることが多いため、抗議した人物は「レンホウ」から連想される人物であろうと都市伝説では言われている。
この都市伝説に関して、パロディ元と思われる某議員は抗議について否定しているが、実際はどうなっているかわからない。
放送中止された回についてのもう一説は、東日本大震災時に放送されていたACの広告に似た描写があったためとも言われている。
しかし東京テレビが打ち出した理由は「特定の個人を想起させる描写があったため」としているので、やはり某議員説のほうが有力といえるだろう。