「ウォーリーをさがせ」は日本でも有名な絵本で、赤いボーダーラインのシャツを着たウォーリーをさがすという内容で日本でも知らない人は少ないだろう。
世界中でも有名なウォーリーだが、主人公である彼には驚くべき都市伝説が隠されていた。
ウォーリーのモデルは殺人犯だった…
ウォーリーは実在する人物がモデルとして描かれており、モデルの名は「ジム」という。このジムという男、実は過去に凄惨な事件を起こした殺人犯なのである。
実はウォーリーをさがせは、殺人犯の「ジム」が脱走した後、住民に注意を促すという目的で制作された絵本なのだ。ジムは今から30年以上前、8歳の男の子が無残な遺体となって発見された事件が元で、警察に逮捕されてしまうことになる。
ジムは上記の事件が発覚するまでおよそ20名以上の子どもたちを手にかけてきたらしい。事件が発覚後、警察の捜査によりジムは逮捕されるに至ったが、裁判にて精神異常が認められ精神病院へと収容されることになった。
しかし精神病院に収容されて数年経った後、ジムは病院から脱走してしまったのである。そして彼は今でもまだ見つかっておらず、再度指名手配されているにもかかわらず足取りがつかめていないという。
こういった経緯があって、注意喚起としてウォーリーをさがせという絵本がつくられたのである。ちなみにウォーリーが赤いボーダーの服を着ているのにも意味があり、これは囚人服を表しているという都市伝説になっている。
ただ通常の囚人服は黒と白のボーダー服であり、色が違うという指摘もあるが、それにも理由がある。
ジムは殺人犯だが、同時に精神異常者であり責任能力がないため、通常の黒ボーダーではなく赤いボーダーの囚人服を着せられていたのである。
しかし実際に精神異常者に赤いボーダーの囚人服が着せられていたのかどうかは定かではなく、都市伝説として語るための設定では、という見解もあるみたいだ。
ウォーリー親衛隊の数=被害者の数
皆さんは「ウォーリー親衛隊」をご存知だろうか?同絵本に登場する子どもたちの集団で、同じく赤ボーダーの服を着ているのだが、メガネはかけていない。
実はこの子どもたちの数は25人で、ジムに殺された被害者の子どもたちの数と一致している。話として出来過ぎているような気もするが、被害者の数が一致しているため、さらに都市伝説の信憑性を高めているのも確かである。