万が一に備えて話しのストックがある
長期連載されているこち亀には、十数話分のストックが用意されており、すでに編集部にストックが置かれているという都市伝説がある。これはいつ、何があっても良いように取り置かれているようで、実際に作者の旅行中や身内の不幸といった場合に使用されたことがあるらしい。
こち亀は他の連載に比べて掲載する季節にちなんだネタが掲載されることが少ないといわれており、冬に夏の話を掲載したり、関係ない季節にクリスマスネタを掲載したりしている。
それは大抵、上記のストックを使用していることが多く、他にはストックの入れ替え時に小出しされている、という都市伝説もある。
またこち亀はすでに最終回が用意されており、編集部にも提出済みという都市伝説もある。自分に何があっても良いように、とのことなのだろうが、なるべくなら不慮の出来事で都市伝説のストックが使用されることが無いよう祈りたい。
規制された内容があった
こち亀は当初掲載したばかりの頃は、今ではとても載せられないような過激な内容もあった。たとえば警察官である両津がむやみやたらに拳銃を撃っていたり、警察官を貶めるような発言をしたり等である。
そんな過激な内容の中で、現在発売されている単行本の内容が差し替えられているという都市伝説がある。
それは4巻のラストに掲載されている話なのだが、70巻が発売された頃の絵柄で修正されたものに差し替えられているらしい。
当時の内容では、両津と中川が応援要請されて別の派出所に赴くのだが、その派出所が寒く、暖をとろうとして、旧日本軍マニアだったその派出所の所長の銃火器コレクションを燃やしてしまうというものだった。
暖を取る際、中川が「天皇陛下万歳!」と口にしており、この部分が規制され、消されてしまったのではないかといわれている。
こういった規制される内容がちらほらあり、他にも修正された箇所があるといわれている。こち亀を長らく愛読している人は知っているかもしれないが、今と昔では内容にかなりの差があり、比べてみると今のこち亀はとてもマイルドな内容になっていることがよくわかるのではないだろうか?
両津が稼いだ金額
いつも金儲けで失敗しがちな印象の強い両津だが、彼が稼いだといわれている金額は意外と多いのである。実は両津は、現在までで約190億もの額を稼いでいるのだ。
ちなみに稼いだ方法は中川から盗んだ金での資産運用や、画家を助けて手に入れた遺産などである。
ただ、稼いでいる割に失敗してマイナスになったオチも多いため、最終的に手元にどのくらい残っているのかはわからない。