ムーミンは戦争後の世界がモデルだった…?
ムーミンたちはムーミン谷で暮らしているが、果たしてムーミン谷とは一体どういった世界なのか?その独特な世界観を解明する都市伝説は数多くある。
そのうちの一つが、ムーミンの世界は「核戦争後の世界」であるというものだ。ムーミンの世界に人らしい生物がほとんど存在しないのは、核戦争によって人類が滅亡してしまったからなのだ。
この世界ではめずらしい人型であるスナフキンやミーたちは、核戦争を生き残った唯一の人類であり、スナフキンは核戦争に参加していた退役軍人らしい。
彼はさすらいの旅に興じることが多いキャラクターだが、それには物悲しいエピソードがある。
スナフキンが旅をする理由は、核戦争で別れてしまった戦友を探すことだった。人類が滅亡してしまった世界で、けれど生き残りを求めて彼は旅を続けているのだ。
さらにスナフキンには、滅亡してしまった人類の墓守という役割をその背に背負っているのである。
またミーについてだが、ミーは核戦争で両親を失ってしまい、そのショック故に記憶を失くし、同時に歳を重ねることを忘れてしまったといわれている。とても悲しい女性なのだ。
登場キャラクターは全て妖精だといわれているが、もしかしたらそちらのほうが都市伝説なのかもしれない。
ムーミンの最終回は絶望的な物語がまっていた…
最終回では谷に雪が降ってきて、キャラクターらが冬眠に入るというところで物語が終わっている。しかしそれも、ただの冬眠ではない。
核の冬というものをご存知だろうか?簡単に説明すると、核爆弾を使用すると環境に変化が起こり氷河期に突入してしまうといものである。
ムーミンの世界が核戦争で滅んでしまった世界であるのなら、当然核の冬がやってくるだろう。彼らが冬眠してしまったのは単純に冬が来たからではなく、核による氷河期が来たからなのである。
通常の冬とは違い、核の冬がもたらすのは氷河期という長い長い、生物が存在できない程の冬だ。つまり、冬眠と称して眠りについた彼らがもう一度目覚めることは絶望的といえる都市伝説だ。
アニメを知っている人は今の世代では少ないだろうが可愛らしいキャラクターの割に話自体はとてもブラックなものも少なくはない。特に原作は独特の画風というのもあり、不気味な雰囲気なものも多い。
これらは都市伝説とされているが、こういった作画やストーリーからもこうした考察につながる雰囲気を感じる事ができるので一度鑑賞してみることをおススメする。