地底王国シャンバラはヒトラーの野望?南極に存在する第四帝国

終わらないヒトラーの野望―地底に潜む第四帝国

ナチスドイツ、ドイツ第三帝国といえば有名ですが、第三帝国というのはナチスドイツが掲げた理想郷であり

要は「ナチスが支配する事こそが第三帝国」となり理想郷が実現すると信じて掲げていたのが第三帝国です

第三帝国(だいさんていこく)

933年―1945年のドイツにおけるナチス支配体制の公式名称。Drittes Reich。神聖ローマ帝国,ドイツ帝国を引き継ぐと称して自ら名付けた。その背景には,中世の神秘主義につながる千年王国的思想があるといわれる

出典:百科事典マイペディア

しかしそんな第三帝国も1945年にはベルリンが陥落して連合国に無条件降伏、

ナチスが掲げた理想郷の20世紀のロマンは露と消えてしまったのでした。

 

しかし、そんなナチスドイツが今も続いているた・・・そんな話は聞いたことがあるでしょうか?

南極で実際に続いている第四帝国についてお話します

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ヒトラーの極地進出

ヒトラーの第三帝国思想は領土拡大に躍起になっていました

領土を拡大し、資源、耕作地帯も手に入れ、ドイツ民族を入植させ繁栄させる、

そのために東方、今のポーランドやロシア、ウクライナへの領土拡大を求め起こったのが第二次世界大戦です

 

しかし、第三帝国はそれとは全く違う方法からも領土の拡大を目指していました・・

それが極地への進出です。

 

ずヒトラーは北極進出を目指し、北極に古代より地中海世界やヨーロッパに伝わる伝説の地「トゥーレ」が存在すると睨みます

 

ヒトラーはトゥーレにまつわる「虹の都」に関する確信を持ちます

虹の都市伝説

伝承によれば、この「虹の都」は、今から250万年前に飛来した天人の子孫「ハクラン」が、南極大陸の地下300mに建設した地下都市であるという。
「虹の都」伝説によると、都市は全部で7つあり、「赤の都市」「青の都市」「緑の都市」など、虹の色にたとえられた名前で呼ばれていて「虹の都」と呼ばれるのもです

都市は6層から成っており、厚い氷で囲まれたような都市は、グラスファイバーのような半透明の物質で建設されていて、光源は人工照明のほかに、太陽光を巧みに取り入れる工夫がなされていて、都市内部は、春のような暖かさに気温が保たれており、街路には背の高い針葉樹林が整然と連なっていて、各都市は透明なチューブで結ばれ、その中を変わった乗り物がすばやく動いていた

引用元:ナチス第四帝国の謎

 

しかし各国も黙って見過ごすわけにはいきません、イギリス・アメリカ・ソ連も北極は地理的に近いこともあり、

ナチスが北極で好き勝手をしないよう睨みを利かせていました

 

結果的にヒトラーは北極に基地を建設したのみで、それ以上積極的な活動は諦めざるを得ませんでした。

(実際に昨年2016年にはナチスの北極基地の膨大な残骸が発見されました)

しかし地球には極地がもう1つあります・・それが南極でした。

ナチスドイツ南極を制する

1930年代当時、南極は国際的に誰のものでもない土地とされていて、

その頃は全体の15パーセントほどしか探検されていなかったのです

 

そこは人類未踏の地、各国は探検隊を送るなどの微々たる行動を起こしていましたが、

列強各国がひしめく北半球からはかなり遠く、また人を入植させるのは不可能な土地だったために各国は南極大陸にあまり関心を示しませんでした

 

そんな状況に目を付けたのが第三帝国ナチスドイツです

この未開の地同然の人が踏み入れたことのない不毛の地に活路を見出したのです。

当時1938年、ナチスドイツはオーストリア併合、チェコスロバキアのズデーテン地方併合など領土拡大を進ていました

そんな中ヒトラーはある号令をかけ「南極を獲得するぞ!」と息巻き

ヒトラー総統の意志を受けた腹心のアルフレット・リッチャーは南極へ向かいます

 

カタパルト船シュワーペンラント号を駆り総勢57名で南極を探検、

船のカタパルトから水上機を飛ばし、60k㎡もの広大な範囲を捜索、1万枚以上の写真を残しました

 

南極は我々第三帝国のものだ! とアピールするためだったといわれたこの探検ですが、

実はヒトラーはその奥に驚くべき野望を秘めていたのです

ハインリッヒ・ミュラーの証言

あまりにも過酷な環境のため、人も住めない大陸・南極ですが、何とヒトラーはここにベルリン並、もしくはそれ以上の大都市を建設するつもりでした

そう、それは第三帝国が滅びた後も残り続ける「第四帝国」の創造だったのです

 

実はその存在をほのめかす証言があり、独逸敗戦後国外に逃亡したゲシュタポ長官ハインリッヒ・ミュラーが証言しています

彼は戦後に第四帝国について触れているのです

その証言は大きく3つ

  • 第三帝国は終わったが、まだ第四帝国がある。総統(ヒトラー)はその準備をしている
  • それには時間がかかる。我々の生きている間に実現するかも疑わしい
  • 相当は裏切りの相次ぐ第三帝国随分と幻滅を感じていた。そのために第四帝国ではそれまでの古い血を捨て去らなければならない

このように、「第四帝国」思想の存在はナチス高官たちにまで知れ渡っていたのです

しかし何度も述べるように、南極は人の住めない不毛の極地です。そんなところになぜ第四帝国を?と思いますがその疑問の先には更なる驚きの事実があったのです

ネオ・ナチ最高実力者の証言

あるネオ・ナチ(ナチスの残党)の実力者がインタビューを受けました。

ニュージーランドはオークランドに住んでいた彼は答えました

「ベルリンに行くにしても、ベルリンから来てもらうにしても、ここがいちばん便利だ。」

ベルリンは北半球、南半球のニュージーランドから便利がいいというのはどういう事でしょう? 

彼はこうも答えています

「今のベルリンではない。『第四帝国』のベルリンだ。さしずめ『ニューベルリン』ということにでもなるかな。」

そう、第四帝国です。その第四帝国はどこにあるのかと聞くと

「南極の氷の下だ。ただ、行こうと思っても簡単に行けるようなところではない。

……総統は大した男だ。『虹の都』をめざしているうちに、自分で『虹の都』を作ってしまったのだから」

 

カール・グローガーの証言

SS(ナチス親衛隊)の大佐で、ヒトラー側近中の側近のマルチン・ボルマンの部下だった男です

彼も第四帝国について証言を残しています

「私の祖国は地球上でもっとも進歩している。しかもある“別の存在”から援助を受けている。

たとえば、われわれが生みだしているものはすべてが驚異的なものだ。“別の世界”まで飛んでいける飛行装置や地球の中心まで侵入可能な飛行潜水艦。そう、巨大な都市も建設した。」

そこまでいうと、彼はしゃべりすぎたという表情を見せたといいます

しかしその第四帝国はどこに存在するのかと尋ねると、こんな言葉を残しました

「空路じゃ無理だが、陸路なら行くことができる。月は見えないが、“地球の太陽”が見える……」

 

ハイジャンプ作戦

以前の記事でも述べたハイジャンプ作戦。

 

戦後間もない1946年にアメリカが南極探索の名目で行った作戦です

公式記録では作戦に参加した人員規模は4700名、13隻の艦船と多数の航空機により支援されていたという

この大規模作戦は6ヶ月の遠征予定で行われたもの、わずか2ヶ月で突如打ち切られてしまいます

 

しかし作戦終了直後の記者会見で中心人物だったリチャード・バード少将は次のようなことを語っています。

「アメリカ合衆国は、敵対地域に対して、至急、防衛網を張る必要がある。

次に起こる第三次世界大戦は、南極から北極までを信じられないスピードで飛ぶような兵器をもった相手と戦うことになるだろう。」

(1947年3月5日付『エル・メルキュリオ』紙)

地底へのがれたナチスは第四帝国を築き上げていた

ヒトラーは第三帝国に続く、それでいて全く新しい『第四帝国』を築き上げました

それは南極に、それも地下、太陽のある場所に造られたのです。

 

地球の地下に『シャンバラ』という都市が存在するのは以前の記事で述べたとおりです。

 

第四帝国がシャンバラとなったのか、それともカール・グローガーの言うようにシャンバラと思われる存在に援助を受けているのかはわかりません

しかし第四帝国は存在するのです

 

アメリカが謎の大規模南極探索を行ったのもその証拠です

そしてハインリッヒ・ミュラーの言う通り、今もその地下で再起の時をうかがっていかもしれませんね

 

天野翔一郎
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