誰も否定できない「地底空洞説」。
空を見上げたことがない人はいないと思います。そして、地面を見たことがないという人もいないでしょう。
しかし空の何キロ何百キロ先を見ることができても、地面はたかだか数メートルしか見えません。
現代の科学力をもってすれば何キロか掘り進むことはできるでしょうが、直径12,742キロメートルの地球からすれば屁でもない長さです。
だれも地球の中心まで行くことはできず、理論的にはともかく、実際に地球が空洞であることを証明する事は出来ないのです。
地球の中心にある_アガルタ文明
アガルタは、地球(世界)の中心にある(またはそこから行き来できる)という、理想世界またはその都市の名称である。諸説あるが太陽に準じる光源と過酷な自然環境、それと共存する高度な科学文明と精神社会、超能力を含む超人的な特異能力を持つきわめて長寿な人類や動植物が描かれることが多い
また地底にはエイリアン(地底人)が存在していて高度な文明を持ち、
例えばUFOのような乗り物も乗っており、アメリカの軍に技術提供してるなど、エドワード・スノーデンが暴露していましたね。
地球の中身はどういう状態になっているのか?
大体の人が聞いたことがあるでしょうが、地球は形状は、おまんじゅうやタマゴのようになっています。
地殻という硬いカラのようなものが何十~何百キロという厚さで存在し、
その下にマントルというドロドロの岩石が解けたようなものが対流しており、
真ん中の部分には溶けた金属からなるという核が存在していると言われています。
なるほどそれっぽくて、惑星学やら地質学やらに詳しくなくても、ふーんそうなのかと納得してしまいそうな設定です。
主な地底空洞説
地底が空洞になっている、という想像は様々なSF作家や学者などが唱えており、中には実際に見てきたぞという人もいます。ざっくりと紹介すると、
・エドモンド・ハレー (イギリス)
17世紀後半、「地球くらいの大きさの惑星は中心まで何層もの殻からなっており、間に空気の層を有する。」と提唱
・レオンハルト・オイラー(スイス)
『オイラーの公式』などで知られる18世紀後半の著名な数学者。「地球の中には太陽がある!」と提唱。
・ジョン・クリーブス・シムズ (アメリカ)
陸軍大尉。1818年、『同心円と極地の空洞帯』にて
「地球は空洞だ! 南極と北極に何千キロにも及ぶ穴があり、地上の海はそこで地底世界とつながっている!」
などと提唱。彼のおかげで地底空洞説は一躍有名に。
「自分は精神病ではない!」と医師に診断書までもらい、アメリカやフランスに費用を捻出してもらい北極探検をしようとするもとん挫。
・ウィリス・ジョージ・エマーソン (アメリカ)
SF作家。1908年、ノルウェーの船員ヤンセン氏の体験における手記という体を取り、
「船で遭難したヤンセン親子が北極で地底世界へ漂流。そこで巨人と接触し、千年近く生きるという彼らに快くもてなされ2年以上を過ごした」
という小説『煙の神、ザ・スモーキー・ゴッド』を発表。
・国家社会主義ドイツ労働者党(通称ナチス)
20世紀中盤の神話伝説オカルト大好き一党独裁政党。
「チベットの遥か地下にはアガルタ(もしくはシャンバラ、シャングリラ)という伝説的理想郷が存在している!」
として、その神秘の力を探し求める。
・第2次大戦後の欧米
「ヒトラーは生きている! 地底に逃れ第三帝国再建の時をうかがっている!」
といった噂が飛び交う。
などがあります
南極基地への探検”ハイジャンプ作戦”まず始めにUFO(未確認飛行物体)は世間一般的には曖昧な位置付けで扱われます、例えばUFOの事を地球外生命体の乗り物と言ってみたり、気象現象による現象といってみたりと結構曖昧な表現で紹[…]
一概に地底空洞説と言っても、中に太陽があるだけだったり、ただ何層にも地表が重なっていたり、理想郷があったり巨人や総統閣下が暮らしていたりと様々です。
誰も証明できず、誰も実際に見に行けない以上、もう何でもアリです。
公式には否定されている_地球空洞説
現在では当然ですが、先にも述べたように現在では地底が空洞などということは科学的に否定されています
物理学、地質学、天文学、地球科学…
あらゆる方面から見ても地底が空洞などということはあり得ないというのです
しかし、誰も直接的に嘘だと証明できないのも述べたとおりです
そして、ネットがはびこる現在の社会、「地底空洞説」はロマンのある説としてオカルト好きには有名な話になっています
科学は万能ではない、オカルト好きなら聞いたことがあるセリフです。
科学が発展している今だからこそ、完全に否定できないロマンは好かれるのです
我々はどうすればいいのか?地底が空洞だからと言って、怖がることはありません
ちゃんと太陽があったり海があったり何層にもなっていたり、
巨人がいて総統閣下による統治がなされていたりと、万が一ヤンセン親子のように間違えて迷い込んでも何とかなりそうです。
そして、宇宙人を見たという話は多々あっても、地底人を見たとはなかなか聞きません
彼らもシャイなのでしょう・・・自分から打って出るようなタイプではないのです
地底に行ってみたいという方もいるでしょう・・・
しかしそもそも宇宙にすらマトモに行けない時代、地底遥か何万何千キロなど、我々一般人がどうやったって行けるはずがありません、
地底世界に行くことは、我々一般人には不可能に近い事なのかもしれません・・
もし、アンダーグラウンドな場で発表できる機会があれば、きっと人々の心を掴むことができるかもしれませんね・・・