狼は昔から嫌われて駆除の対象だった
昔から狼は家畜を襲う動物として嫌われいました。
農業が盛んだったヨーロッパ、日本や中国にて害獣扱いされ駆除の対象でもありました。
またキリスト教でも邪悪な害獣として扱われたりします
キリスト教でも、狼は邪悪な害獣として扱われる事が多く、
七つの大罪では、ユニコーンやドラゴンと同じく『憤怒』を象徴する動物として扱われる事がある。
日本でのあの童話「赤ずきんちゃん」でも悪者として扱われていますね。
鹿が食物連鎖を荒らしまくっている
食物連鎖が崩れていてかなり昔からずっと言われつづけていますが、
実は狼を放つことによって
食物連鎖のバランスを正常に戻りはじめる事が最近分かってきました。
つまり狼は草木を食べる動物(草食動物)を標的にしますので、
草木を食べる鹿などの動物が異常繁殖していき草木が異常に減り始めている事になります。
すると草木が減れば鳥もいなくなり昆虫もいなくなっていきます。
という事は鳥や昆虫を捕食する動物もいなくなっていくというスパイラルが生まれる訳です
実は鹿が食べる草木の被害は甚大で日本だと37都道府県に鹿が生息していると言われていて、
年間50億円の被害が出ていると報告もあります
また高知県と徳島県の県境の山が鹿に草木が食い荒らされて禿山みたいになっちゃってます
そもそも鹿というのは一夫多妻制でメスがたくさん子供を産みます。
どんどん鹿は増えっていってますし普通に予測できると思いますが、何もしなければどんどん日本の山は剥げていきます
オオカミが導入すると良い理由
そもそも狼の群れというのは一つの群れで1000平方キロメートルで行動します。
四画での大きさでいうと縦に10km横に100kmという広大な広さで群れを成します
1000平方キロメートルがピンとこない方の為に
yahoo知恵袋
Q、質問
1000平方キロメートルはどのくらいですか?
A、ベストアンサー
東京23区の約1.6倍ですね。
東京23区が約620k㎡ですから
それぐらい行動範囲が果てしなく広いんですね、また狼のスタミナは動物界でもNo1とも言われています。
実は狼を放って鹿を減らす活動をやって国もあります。
北米にあるイエローストン国立公園に生息するヘラジカという鹿が2万頭ほどに増殖していまい、
草木を食い荒らしてしまっていう状況でした。
当然のごとく草木が減っていったので鳥類や昆虫が激減していっていました
そこでイエローストン国立公園は実験としてハイイロオオカミを14頭放ったところ・・
なんと2万頭いたヘラジカが数年で半分にまで減りました(驚
それによって草木が戻り、昆虫が戻ってきて鳥も戻ってきました。
そしてイエローストン国立公園はきれいな三角形の生態系を取り戻す事が出来ました。
そうなると・・・逆に狼が増えるんじゃないか?という疑問が沸きます
実は鹿が減った事にによって狼が鹿を狩る事ができなくて死んでいっていまうので
狼は一定の数以上増えることはありません
今ではヘラジカは1万頭より若干少ない状態で草木を食べフンをすることによって草木が育ち
現在のイエローストン国立公園かなり良いバランスで保たれています。
昔から嫌われ駆除の対象であった狼が様々な場所で放つ事によって
もしかした地球上の生態系が復活させる救世主になるかもしれませんね