子供から大人まで、全世界の人々から愛されている「ポケットモンスター」。
第一作目から最新作まで、アニメやゲーム内の設定について、様々な都市伝説が噂されてきた。
今回はゲーム版ポケットモンスターの「グリーンのラッタ死亡説」という都市伝説について紹介していこうと思う。
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「世界的に大人気なゲームソフトポケットモンスター、通称ポケモン。」このゲームには約700匹ものポケモンが登場するのだが、中には都市伝説を持つポケモンも存在する。そして独自の世界観で構築されるポケモンの世界には数多くの不思議な都市[…]
悲しい都市伝説:グリーンのラッタ死亡説
悲しい都市伝説として有名なのが「グリーンのラッタの死亡説」である。
物語の途中から姿を見せなくなったラッタだが、ポケモンセンターのボックス(手持ちポケモンに持ちきれなくなったポケモンを預けておく場所)に預けられているのかと思いきや、そうではないらしい。
グリーンとは
初代ポケットモンスターはレッドが主人公となり、個性豊かなポケモンを捕まえて、チャンピョンリーグの四天王を倒して殿堂入りすべく、旅に出る物語。
レッドのライバルであるグリーンは、オーキド博士の孫であり、レッドの良きライバルとして度々登場する。
レッドとグリーンは、アニメ版の主人公のサトシとオーキド博士の孫であり、ライバルでもあるシゲルと同じ関係性である。
手持ちポケモンから消えたラッタ
ラッタは物語が進むとグリーンの手持ちポケモンから消えてしまうのだが、以下がラッタの登場バトルシーンについての詳細である。
【ゴールデンブリッヂ戦】→ラッタに進化する前の状態であるコラッタとして登場する。
【セント・アンヌ号戦】→コラッタからラッタに進化した状態で登場する。
【ポケモンタワー戦】→ラッタが登場しなくなる。
以上のことから、ラッタは進化前のコラッタからしっかり愛情を注がれ育ち、ゴールデンブリッヂ戦からセント・アンヌ号戦の間に経験値を積んで、無事ラッタに進化。
グリーンと共に旅を続けていたが、何らかの理由がありポケモンタワー戦以降は登場しなくなった。
ライバルのラッタは死亡して登場しなくなった?
先ほども触れた通り、ラッタはポケモンタワーのライバル戦以降から登場しないため「セント・アンヌ号のバトルからポケモンタワー戦を迎えるまでに死亡しているのでは?」と言われている。
シオンタウンにあるポケモンタワーは、亡くなったポケモンを供養する為に建てられた塔で、中にはビッシリとお墓が並んでおり、主人公がグリーンとこの場所で遭遇するという事は、グリーンがポケモンの供養に来ていると考えるのが普通である。
グリーンの意味深な発言
バトルを始める前にグリーンが「おまえの ポケモン しんだのか?」と問いかけてくる。
そして主人公が勝利してバトルが終了すると「あほか いきてるじゃん」と発言するのだ。
この発言から、ポケモンタワーに供養以外で訪れる事が信じられないと言った様子が伺える。
公式ファンサイトが認めたってほんと?
公式ファンサイトで「ポケモン大好きクラブ」による特設コーナーが開設されており、そこでのQ&Aで以下の内容が掲載されている。
質問:ポケモンタワーでライバルに出会いますが、彼は何をしに来ていたのですか?
答え:もしかすると、彼が大切にしていたポケモンに、タワーまで会いに来ていたのかもしれないわね・・・。
その時、ロケット弾とフジ老人の揉め事が起きていたはずだけど、上の階で起こっている事に気づかないくらい、センチメンタルになっていたのかもね。
このことから、グリーンのラッタの死亡説はほぼ確定だと言っても良いだろう。
おおかた、ラッタを失った悲しみに打ちひしがれ、その供養にポケモンタワーへ来ていたグリーンだったが、ライバルである主人公に遭遇し「こいつもポケモンの供養に来たのか」と思わせておいて、実はそうではなかったと知って「あほか 死んでないじゃないか」という発言に繋がったのだと思われる。
ポケモンタワーではロケット団によって殺されたガラガラの霊が「ゆうれい」として登場する。
その子供であるカラカラは、シオンタウンの民家に引き取られ、母親のガラガラを思い鳴き声をあげる悲しいシーンもあることから、シオンタウン=ポケモンの死が深く関わっていると言える。
BGMも他の町には無い、悲しく不気味な音楽が流れるので、この町自体が「死」というテーマのもと、作られたのかもしれない。