デストピアとは?
デストピアとは、ユートピア(理想郷)の正反対の社会を指すディストピア(暗黒郷)とDEATH(死)を掛けた、死の国、死者の国などを意味する造語。
ロシアが地球上での核戦争に備えた各施設の整備を異常なまでに強力的に行ってるのは知っていましたか?
ロシアの地下鉄は地球上の表で核戦争が起きた後でも、
避難出来る様な施設を地下鉄に施しています。
と、その前に世界各国の核シェルターの普及率を紹介していきます。
上のグラフは各家庭に備わっている核シェルターの普及率をパーセンテージにしてグラフにした画像です
ちなみに↓のサイトを参考にしてグラフを作成致しました
核シェルターは戦争で受ける国民への被害を防ぐだけでなく、地震や津波といった自然災害にも有効な防災シェルターなのです。日本…
核攻撃を受けた唯一の国にも関わらず驚くべき数字とは思いませんか?
平和ボケを通り越して呆れるような防御力だと思います。
いったんグラフにした画像を数字にしておきます。
- スイス 100%
- イスラエル 100%
- ノルウェー 98%
- アメリカ 82%
- ロシア 78%
- イギリス 67%
- シンガポール 54%
- 日本 0.03%
この数字を見て、日本人は目を覚まして欲しいですね。この国が、非常事態に対してどれだけ無防備状態なのかを・・
ロシアの地下鉄は核シェルターを想定した作りになっている
ロシアはずっと昔から「有事(戦争などの非常事態)の際に地下に逃げ込む」という想定の元で、地下鉄施設にシェルターの役割が施されています。
地下シェルターの機能を持つモスクワの地下鉄を例に挙げて紹介していきます

画像を見て分かるように、モスクワの地下鉄は日本の地下鉄と比べて作りが普通じゃありません
それもそのはずで、モスクワの地下鉄は地上から地下のホームの距離はなんと84mもあるのです。
この距離がピンとこないと思うので、日本での地下鉄の地上との距離を比べると一目瞭然です。
日本の地下鉄で一番深いホームがある六本木駅は42mで、それと比べると倍の距離の深さにモスクワの地下鉄のホームが当たり前に存在しているという事なのです。
言うなれば地下約100m近くにホーム(空間)を存在しているという事は、
もし地上に何か起きた際にこの地下鉄に逃げ込めば有事の際に影響がほぼ受けないという「核シェルター」並の役割を果たすことができます。
モスクワ地下鉄広場駅にある重要文化財がある理由
一体なぜモスクワの地下鉄を核シェルターのような造りにしているかというと、理由の一つとしては「地下鉄」という機能を通常時に使いつつ、通常時より深い地下に地下に空間を作ることにより、”ついでに”核シェルターを作ることが出来るからなのです
また、モスクワ地下鉄には核シェルターとなった前提の作りがされていて、
もし避難して狭苦しい地下の空間で空を眺めたくなっても良い様に天井に空の絵画が描かれていたりしています。
そしてすでにモスクワ市内の47駅すべての地下鉄構内に有事に備えて重要文化財を保管しています。
その文化財とは
- 彫刻
- 絵画
といったものがすでにモスクワの地下鉄に飾られています。
「飾られています」と言っても要は万が一に備えて安全な場所に置いてあるといった認識でいいと思います。
という事は万が一に備えた場合モスクワ市民は地下鉄が核シェルターの役割になると言う事になりますね。