両腕両足のない女がだるまのモデルだった!
「だるま」というと、赤くて倒しても自分で起き上がるものを思い浮かべる人が多いだろう。都市伝説として知られているそれは、両腕両足のない女のことを指している。
この都市伝説の怖いところは、実際に中国の方で処刑方法として両腕両足が落とされるという方法が用いられていた事や、戦前、見世物として実在していたということだろう。
見世物となっていたものは「だるま女」と呼ばれており、水商売をしている若くて綺麗な女性がターゲットになる事が多い。
都市伝説では性奴隷として扱われていたり、ペット扱いをされることもあるといわれている。
また、場合によっては舌や歯を抜かれて自殺できないように処置されることもあるらしい。
だるま女として目をつけられやすい人間としては、やはり若くて綺麗であること、それから借金があって水商売等で働かなくてはいけない状況の女性、近くに身寄りがいない、親族がいない女性などが多いらしい。
旅先で「だるま」にされていた!?
海外旅行に行く際には、スリなどに気をつけなくてはいけないといわれているが、それと同じくらい「だるま」にされないように気をつけなくてはいけない。
というのも、海外で旅行中の日本人女性が拉致されて「だるま」にされてしまうという都市伝説があるからだ。
とある日本人旅行者の夫婦が、新婚旅行で海外にいった際、立ち寄ったブティックで妻の女性が試着室に入ったきり出て来なくなり、声をかけても反応がなかったため中を確認したところ、妻がいなくなっていたという。
店に問い合わせても知らないといわれるばかりで、妻の行方は分からなくなってしまった。
だが数年後、別の国の風俗店に立ち寄ったところ、そこで両腕両足がなくなった妻を見つけたという。こうして、海外では定期的に旅行者を「だるま女」にするため拉致するという都市伝説が囁かれるようになったのである。
失踪場所は香港などが多いといわれているが、ヨーロッパのブティックなどでも、洋服の試着中に連れて行かれるということがあるらしい。
ただ、やはり多いのが、中国系列の店であるらしいので、試着室やトイレなど個室となっている場所には気をつけた方がいいだろう。
海外の風俗店には「だるま女」を専門に扱っている裏風俗という店も存在しており、パッと見、風貌は日本人とはかけ離れているし、唸り声が多いらしいが、よく聞くと日本語を呟いているらしい。
裏風俗店に足を運んだことがある男性の話だが、日本語を呟いているとわかって恐怖を感じ、すぐに店を出てしまったため、その後そこにいた人間がどうなったのかはわからない。
だが、年間に行方が分からなくなっている日本人の数は一定数をキープしているため、やはりどこかにこういった店はあるのだろう。
また、風俗店ではなく、地図から消えてしまった廃村の中に、だるま女を信仰の対象としている村があるという都市伝説もある。
ただ地図から消えてしまっているということもありどこに存在しているのか、未だに存続しているのかは不明である。