若い世代からは格好良い銘柄の煙草の代表格として認識されている、フィリップ・モリス社から製造されているマルボロ。
赤いパッケージを赤マル、軽めのライトタイプで金色のラインが入ったパッケージを金マルと呼び、多くの愛煙家に長年親しみ愛され続けている銘柄だ。
しかし、そんなマルボロに恐ろしい噂や奇妙な謎があることはあまり多くの人には知られていない。今回はそのマルボロに関する都市伝説について、いくつか紹介しよう。
マルボロのパッケージに隠されたメッセージ…
マルボロのパッケージ正面、ロゴマークの上部に二頭の馬が段幕を掲げたデザインがある。
この段幕に記されている文字が「VINI-VIDI-VICI」というラテン語だ。直訳をすると「来た、見た、勝った」という内容になる。
これは歴史上でも有名なローマの政治家ユリウス・カエサル、もしくは英名でジュリアス・シーザーが戦いに勝利を納めた際の凱旋式で自己を讃えるために言い放った言葉だ。つまり、来た(迅速に駆けつけ)、見た(迅速に状況を判断し)、勝った(迅速に勝利をした)ということである。
しかし、この名言を言ったカエサルが信頼を寄せていた腹心の部下ブルータスに命を奪われたということはあまりにも有名だ。
そんな残虐な殺され方をしたカエサルの言葉をわざわざパッケージ内に採用したのかも疑問の1つである。
マルボロのロゴに隠された恐ろしい意味とは…?
マルボロを英語表記するとMarlboroとなる。しかしこの英字表記、パッケージのロゴデザインを見るとMとlとbが異様に縦長になっていることに気付くだろう。
何故その3文字だけが縦に長いデザインになっているのか。そこには恐ろしい謎が隠されているのだ。
それを確認するためには、パッケージを上下逆さにしてMとlとbの飛び出ている部分以外のロゴを隠すのだ。すると、まるで首を吊ったようなシルエットが2体分浮かび上がっては来ないだろうか。
これは何を意味しているのか、そもそも誰を表しているのか。未だ明らかにはされていない謎である。
マルボロのパッケージデザインに隠された裏組織・・・
一番目の小見出しで説明をした二頭の馬が持つ段幕。このデザインにはもう1つの意味が隠されているという説がある。
それは、それぞれの馬の後ろ足の隙間が白い布を被った幽霊のようなものに見えるというものだ。マルボロのパッケージを横向きに見ると「K」のアルファベットが浮かび上がってくることにも注目して貰いたい。
白装束とK、この2つのキーワードから連想されるのが「KKK(クー・クラックス・クラン)」という別名、白人至上主義団体である。このことから、マルボロは裏でKKKと何らかの繋がりがあるのではないかとも考えられている。