さっちゃんの怖すぎる4番の歌詞・・・
「さっちゃん」と言えば、一般的に広く知られている童謡だ。だが「さっちゃん」には数多くの都市伝説があるのをご存知だろうか?
その一つが4番目の歌詞である。この童謡の歌詞は、大抵は一番までしか知らない場合が多く、実際に知られている歌詞は3番までだ。
しかし知られざる4番目の歌詞というのが存在しており、その歌詞が
「さっちゃんはね 線路で足をなくしたよ だからお前の足をもらいに行くんだよ 今夜だよ さっちゃん」
である。聞き覚えがある、という人はあまりいないのではないだろうか?
この4番目の歌詞だが、これは実際に起きた事故が元になってつくられたという都市伝説なのだ。
北海道で起きたその事件は、とても寒い冬の夜に起きた。
下校途中だった中学生の佐知子ちゃんが、遮断機がおりようとしていた踏切を慌てて渡ろうとして走り出した。
その時、不幸にも雪で隠れてしまった線路のみぞに足が挟まってしまい、足をくじいてしまったのだ。
線路から抜け出すことはできず、そのまま遮断機が下りて電車が近づいてきて、佐知子ちゃんは胴体から下を電車に引かれてしまった。
普通ならばこの時点で即死してしまうものだが、ここでさらに不幸なことが起きてしまうのである。
事件が起きたのは北海道である。夜は極寒と言っても差し支えなく、事件が起きた夜もとても寒かった。
そのために、千切れてしまった部分が凍結して即死に至らなかったのだ。
しかしその状態では長く生きることはできず、佐知子ちゃんはどうにか踏切を抜け出したが、間もなく苦しみながら息を引き取った。
またこの話にはもう一つ都市伝説があり、死んでしまう最期まで自分の千切れた下半身を探していた佐知子ちゃんが、足のない幽霊となって存在しているというものもある。
「さっちゃん」の歌詞がつくられたのは、この事件の当時クラスメートだった男子と言われている。事件を揶揄して歌詞を作って広めたらしい。
クラスメートである女子たちは怒ってやめさせようとしたが男子は聞かず、結局学校中にその歌詞は広まってしまった。
しかしこの後、4番目の歌詞を作った男子は、歌詞を広めた3日後に足のない死体となって発見された。
この一件からさらに都市伝説が生まれており、3番までなら良いが、4番目の歌を歌ってしまった者は、佐知子ちゃんに両足を奪われて殺されてしまうのである。
逃れる方法として、歌を歌ってから3時間以内に誰か5人にこの歌を教えることや、知られざる5番目の歌詞を歌うことで呪いが解けるらしい。
また、「さっちゃん」の歌詞は10番まであるとも言われており、4番から10番までの歌詞の存在は都市伝説と言われている。
ちなみに5番目の歌詞は線路について歌っているらしいが、真偽はわかっていない。