エリア51に宇宙人はいる!エリア51と宇宙人に関する9つの噂

アメリカ合衆国・ネバダ州にある軍事基地「エリア51」。

立ち入りや写真撮影が厳しく禁止されていることから、「UFOに関連する実験をしている」「宇宙人の死体が持ち込まれた」などの噂が絶えず、多くのフィクション作品でも題材として扱われています。

表向きには宇宙人やUFOとは一切無関係の基地であるとされている「エリア51」ですが、2017年になってからYouTubeに、同基地と宇宙人の関係を示す重要な証拠となる映像がアップロードされ、再び世界の注目を集めています。

果たして、「エリア51」に隠されている真相とは、何なのでしょうか?

ここでは「エリア51と宇宙人に関する9つの噂」について、ご紹介しましょう。

 

1.「エリア51」に関する不審な3つの噂

エリア51(Area 51)」の正式名称は「グルームレイク空軍基地」といい、アメリカ空軍に属する軍事基地です。

基地の名称は、北部に広がる「グルーム乾燥湖(Groom Dry Lake)」に由来します。

「乾燥湖」とあるように、グルーム湖は干上がった湖であり、滑走路として用いられています。

この基地には、通常の軍事基地のような実戦部隊は配備されていません。米軍も、この基地に関する情報は正式には一切発表しておらず、この施設がどのような目的をもって運用されているか、はっきりとしたことは分かっていません。

基地は厳重に警備され、内部への侵入は元より、写真撮影も一切厳禁とされています。

また基地周辺には「無許可で基地内に立ち入り写真撮影をした場合射殺されることもある」という警告を記した看板が設置されています。

こうしたことから、「エリア51」には昔からさまざまな噂話が絶えませんでした。

いったい、どのような噂が存在しているのでしょうか?

 

①元は核実験場だった「エリア51」

エリア51」はネバダ州南部の砂漠にある、「ネリス試験訓練場(NAFR)」の区域内のひとつのエリアを意味します。

さらに、「エリア51」は「ネバダ核実験場(NTS)」の北東に隣接する形で位置しています。

もともと「エリア◯◯」という呼称は、1940年代に米軍が核兵器開発に当たり、核実験場に番号を付け、その番号をエリア番号として呼ぶ一種の暗号でした。

「エリア51」も、「ネバダ核実験場」に隣接し、かつ「エリア◯◯」と呼ばれていることから、米軍が核兵器開発の実験を行った場所であると推測することが可能です。

もちろん、核兵器開発は最重要機密にあたり、実際にどこに実験場が設定されどんな実験を行ったのか、その詳細は公表されていません。

「エリア51」の持つ機密性は、その時代からすでに存在していたと言えるでしょう。

 

②「ロズウェル事件」と「エリア51」の関係性

UFO」=「未確認飛行物体」とは、本来軍事・航空用語で、所属や機種などが確認できない飛行する存在を示す単語でしたが、一般的には1940年代頃に、主に宇宙人の乗る宇宙船(エイリアンクラフト)の意味で用いられるようになります。

UFOの存在が広く知れ渡るきっかけともなったのが、1947年7月、ニューメキシコ州ロズウェルに、謎の未確認飛行物体が墜落するという、いわゆる「ロズウェル事件」です。

この時、ロズウェルに墜落したのはエイリアンクラフト=UFOであり、回収された残骸と宇宙人の死体が、「エリア51」に運び込まれたという噂が断ちました。

この「ロズウェル事件」をきっかけに、「エリア51」にはUFOや宇宙人を研究する極秘施設であるという噂が広まることになります。

なお、アメリカ政府は事件から半世紀が経過した1997年になってようやく「ロズウェル事件」に関する見解を公表、それによれば、1947年の墜落事故で回収されたのは、当時の米軍が極秘の実験で使っていた観測用の気球であったといいます。

 

③「エリア51」近辺で度々目撃されている「未確認飛行物体」

「エリア51」が空軍基地として運用されるようになって以降、その上空を含む周辺の空域で、頻繁に正体不明の飛行物体が目撃されています。

アメリカ政府自体は、「グルームレイク空軍基地」に関する詳細を一切積極的には公表しておらず、核実験場であった時代から引き続き、このエリアが立ち入り・写真撮影厳禁の監視地区であることには変わっていません。

「エリア51」周辺の空域で目撃されている「未確認飛行物体」は、宇宙人のUFOであるという噂が根強くあります。

また、「ロズウェル事件」での顛末もあり、「エリア51」はアメリカ政府が宇宙人やエイリアンクラフトについて極秘研究をする施設であるという噂がたえません。

ハリウッド映画「インディペンデンス・デイ」や「インディージョーンズ クリスタル・スカルの王国」といった作品にも、「エリア51」は宇宙人に関する極秘の研究や技術開発を行う基地として登場しています。

 

2.「エリア51」の真相を巡る3つの噂

「エリア51」が何らかの開発実験を行っている基地であることは、アメリカ政府がその詳細を公表しないことや、いまなお厳重な監視下に置かれている事実を見れば間違いありません。

しかし、実際に「エリア51」の基地内部で何が行われてるかについては一切謎とされ、未だ推測の域をでません。

「エリア51」の正体に関する3つの噂を紹介しましょう。

 

①アメリカ空軍が極秘開発している試作機の実験場

最も有力で現実的とさfれるのが、「エリア51」では米軍の機密扱いとされる最新鋭の航空機の開発実験が行われている、とする説です。

実際に、1991年の「湾岸戦争」に投入され、一躍その存在が世界的に有名になった米軍のステルス攻撃機「F-117」は、この「エリア51」周辺で試験飛行をしており、周囲の住人からは、その特異な「黒い蛾」のようなシルエットから、UFOだと勘違いされていた、という話は有名です。

この「F-117」以外にも、高性能無人航空機(UAV)や、「オーロラ」というコードネームで呼ばれるステルス攻撃機の実験が同空域で行われていると推測されています。

 

②エイリアンクラフトや宇宙人を研究する施設

もうひとつの有力な説となるのは、やはり「エリア51」が宇宙人やエイリアンクラフトを研究する極秘施設であるという仮説です。

「エリア51」上空で目撃された多数の未確認飛行物体に関して、それは空軍の試作機を見間違えたものであるという説明がありますが、果たして本当でしょうか?

一般に知られるエイリアンクラフト=UFOの飛行には、大きな特徴があります。

それは、重力や空力抵抗を無視してジグザグの軌道を描いて飛んだり、空中で静止したり垂直上昇したりするというものです。

私達の知る通常の航空機で、このような軌道を描いて飛行する航空機は存在しません。

つまり、いかに試作された航空機であったとしても、通常の技術の延長線で作られたものである限り、その飛行する様子をUFOと見間違える可能性は極めて低いと言えるでしょう。

仮に、アメリカ軍がそのような軌道を描いて飛ぶ航空機を完成させていたとして、その技術、例えば反重力装置などの技術はどうやって入手しえたのでしょうか?

それはやはり、米軍が密かに入手した宇宙人の技術を利用して作ったものと考えた方が合理的です。

「エリア51」に、宇宙人の秘密が隠されている可能性は、極めて高いと言えるでしょう。

 

③非人道的な内容を含む、公表できない実験を行う施設

実は、上記した2つの説が、ともにカモフラージュ目的で流布されたウソの情報である、という説もあります。

「エリア51」で行われているのは、国際協定に違反するような非人道的な内容を含む危険な化学・生物兵器の開発人体実験などであり、その事実を隠蔽する目的で、上記のような噂が当局によって流されている、というのです。

ただ、この説には、不必要な情報を流すことで、逆に基地の特異性に注目を集めてしまうのではないか、という異論も存在します。

 

3.ボイド・ブッシュマン氏の遺した「宇宙人」の情報に関する3つの噂

1984年8月に亡くなった、一人の科学者が遺した「宇宙人」に関する情報が今も注目を集めています。

その人物の名前はボイド・ブッシュマンといい、ロッキード・マーティン社でステルス機の開発・製造に関わった上級科学者でした。

彼は「エリア51」に席をおいていたこともあり、そこで出会った宇宙人に関する情報を、死に際してビデオ映像として遺しています。

彼が伝えようとした「宇宙人の真実」とは、どのようなものだったのでしょうか?

 

①多くの宇宙人がすでに地球に到来し、生活している

ブッシュマン氏が「エリア51」で接触したのは、地球から68光年離れた惑星Quintumniaから到来した宇宙人だったそうです。

彼らの文明は、その母星と地球との間をわずか45分で飛行できるUFOを製造できる科学力を有しており、地球人として地球上で生活している者も少なくないそうです。

「エリア51」は惑星Quintumnia人とアメリカ政府が結んだ協定で、彼らのUFOの着陸場所として指定されているということです。

 

②「エリア51」では惑星Quintumniaの技術で、反重力推進が研究開発されている

惑星Quintumnia人は、平均身長150cmほどの小柄な人型宇宙人で、人間よりも細長く、水かきのついたような指が特徴的ということです。

ボイド・ブッシュマン氏のビデオ映像には、件の宇宙人の姿を写した写真を確認することが可能です。

高度な科学技術力を持つ惑星Quintumnia人にとっては、地球人は家畜のような存在であるようです。

アメリカ軍は、彼らからの技術供与を受け、「エリア51」で反重力推進の研究開発を行っているそうです。

映画『2001年宇宙の旅』の原案者であるイギリスのSF作家アーサー・C・クラークは、件の映画や、代表作とされる『幼年期の終わり』といった小説で、宇宙人による地球人類の管理と進化の促進というテーマを描いていますが、あるいは、彼のアイデアの大本は、このような事実に基づいたものだったのかもしれません。

 

③エイリアン・アブダクションやキャトルミューティレーションも惑星Quintumnia人の仕業

高度な文明を持ち、地球人よりも格段に進化しているはずの惑星Quintumnia人ですが、その内情はあまり地球の文明と違わないのかもしれません。

地球人を管理し、進化を導こうとする良いグループがあれば、地球から無断で利益を得ようとする悪人のグループもあるそうです。宇宙人による誘拐(エイリアン・アブダクション)や、牛などの家畜が原因不明の死を遂げ、血や内臓を抜き取られる事件(キャトルミューティレーション)は、そのグループの仕業であると考えられます。

 

まとめ

「エリア51」の詳細な情報を、アメリカ軍や政府が公式にその内容を発表したことはこれまでなく、結局「エリア51」の真実はいまだベールに覆われたままです。

2016年7月には、1964年に「エリア51」の施設で撮影されたとする、宇宙人へのインタビュー映像がYouTubebにアップされ、ネット上で物議を呼びました。(「Alien Interview | Secrets of Universe Revealed | Project Blue Book」)

「エリア51」にはまだまだ多くの謎が隠されているのは、間違いないことのようです。

天野翔一郎
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